動画初心者でも気軽におしゃれな動画が作れると話題の「Filmora9(以下、フィモーラ)」。
そんなフィモーラを使ってVlogを編集したい!という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、Filmora9(フィモーラ)でVlogを編集するための方法を5つのステップに分けてご紹介していきます。
- 撮影したデータを整理する
- Filmoraで素材インポート・カットする
- FilmoraでBGM入れ・音調整をする
- Filmoraでテロップを入れる
- Filmoraで動画を書き出す
このステップを順番に見ていけば、誰でもVlogの編集ができるようになりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

Filmora9(フィモーラ)の概要
フィモーラは、株式会社ワンダーシェアーソフトウェアという、ソフトウェア開発会社が出している動画編集ソフトです。
直感的な操作で、動画初心者でも簡単に動画を作ることができるので、「これからVlogを始めたいけど、動画編集したことがない・・・」という人におすすめのソフトになります。
下記の記事でも、詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
◆合わせて読みたい:Filmora9(フィモーラ)とは?Vlog編集に向いてるの?
Filmora9でVlogを作るための5つのステップ
撮影してきた動画をフィモーラを使ってVlogを作る手順を5つに分けてご紹介していきましょう。
- 撮影したデータを整理する
- Filmoraで素材インポート・カットする
- FilmoraでBGM入れ・音調整をする
- Filmoraでテロップを入れる
- Filmoraで動画を書き出す
順番にみていきましょう!
ステップ①撮影したデータを整理する

まず、編集していく前にやるべきことが「撮影したデータの整理」です。
このデータ整理をすることにより、データ紛失のリスクを減らしたり、動画を編集しやすくなったりしますので、しっかりとしていきましょう。
とはいえ、動画初心者の方の場合、動画データの整理方法を知らない方も多いと思うので、ここではデータ整理の基礎をご紹介していきます!
まず、撮影した動画データの整理をするに当たって、以下の4つのフォルダをPC内に作成しましょう。(上図も参照)
- video:動画素材を入れるフォルダ
- element:画像・音楽素材を入れるフォルダ
- project:プロジェクトファイルを入れるフォルダ
- export:編集して書き出した動画データを入れるフォルダ
この4つのフォルダを作り終わったら、「01_video」のフォルダに、撮影したデータを入れましょう。
次に、その他に写真やBGM、効果音などの素材があれば、「02_element」のフォルダに入れます。
素材の整理ができたら、フィモーラを立ち上げていきましょう!
ステップ②Filmora9で素材インポート・カットする
フィモーラが立ち上がったら、「素材のインポート」と「カット編集」をしていきます。
Filmora9で素材をインポートする

フィモーラで素材をインポートする場合、以下の手順のいずれかで素材をインポートしましょう。
- 「メディア」→「インポート」→メディアファイル・メディアフォルダをインポート→素材を選択する
- 「ここにメディアをインポートする」→素材を選択する
- 素材をドラック&ドロップ(オススメ!)
特にオススメなのが③で、先ほど整理したフォルダの「01_video」と「02_element」を、フォルダごと「ここにメディアをインポートする」の部分へドラック&ドロップしてください。
こうすることにより、素早くデータをインポートすることが可能です。
Filmora9でカット編集する
データがインポートできたら、素材をタイムライン上に並べていきましょう。(※タイムラインとは、動画編集をしていくメインの場所で、料理に例えると「まな板」のようなものです。)

「メディア」内にある使いたい動画素材を、画面下にある「タイムライン」上にドラック&ドロップします。
ここで動画内で使う素材を使いたい順番で全て並べてもいいですし、「カット編集」を行いながら、ひとつずつ並べても大丈夫です。(初心者の方は、まず全部の動画を並べるのがオススメです!)
タイムラインに素材を並べたら、動画素材の中で不要な部分をカットしていきます。
フィモーラでカットする方法は、以下の通りです。
- 「ハサミマーク」を選択→カットしたい部分をクリック→不要な部分を削除(ゴミ箱マーク)
- 素材の端をスライドさせる
- ショートカット「Command+B(Mac)、Ctr+B(Windows)」でカット→Delete(デリート)

カットの仕方は人それぞれですが、基本はショートカットを覚えてカットするのが効率的なのでオススメです!
なお、「不要な部分」は人それぞれ変わるので一概には言えませんが、例をあげてみたので、参考にしてみてください。
- 素材の始めと終わりでブレてる部分
- 映したくない部分
- 著作権に引っかかる部分
- 動画の尺が長すぎる部分
ほんの一例ですので、自分自身で「いらない部分・いる部分」を模索しながら、カットしていきましょう!難しく考えなくてOKです!
ステップ③Filmora9でBGM入れ・音調整をする
素材をインポートし、カット編集が終わったら、続いてBGMを入れていきましょう。(※順番はあくまで推奨です。初心者の方はそのまま真似することをおすすめします!)
BGMを入れる際に注意すべきこと
フィモーラでBGMを入れる方法を見ていく前に、前提としてVlogで使う場合(Web上にアップロードする場合)、BGMの著作権に注意しましょう。
著作権とは、知的財産の一種で楽曲制作者の持つ権利です。この著作権があるBGMは、その人の許可なしに使ってはいけません。
ただし、中にはこの著作権がない(著作権フリー)の楽曲が存在し、今日のVlogで使われる多くのBGMが、著作権フリーの楽曲になります。
そこで、Vlogで使える著作権フリーの楽曲をダウンロードできるサイトをまとめたので、ぜひそちらも参考にしてください。
参考:Vlogで使えるBGMの探し方!オススメの著作権フリー楽曲サイト7選
Filmora9でBGMを入れる
それでは、フィモーラにBGMを入れていきましょう。
フィモーラでBGMを入れる方法は、2種類あります。
- フィモーラのソフト内にある著作権フリー楽曲を使う
- 外部で楽曲をダウンロードし、フィモーラのメディアにインポートして使う
今回は、後者の「外部で楽曲をダウンロードし、フィモーラのメディアにインポートして使う」方法をご紹介していきます。
まずは、先ほどご紹介して著作権フリーの楽曲サイトで、好きな楽曲をダウンロードしましょう!

ダウンロードが終わったら、フォルダの「02_element」の中に入れた後、メディアにドラック&ドロップします。
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メディアに楽曲がインポートされたら、今度はそれをタイムラインに並べます。
すると、楽曲がタイムラインに並びますので、再生してみてください!
Filmora9で音量を調整する
BGMを入れたら、続いて音量の調整をしていきましょう。
というのも、BGMを入れますと、大抵の場合はBGMの音が大きすぎて、元々の動画素材の音を掻き消してしまいます・・・。
ですので、適切な音量になるように調整していきます。

フィモーラで音量を調整する方法は、2種類あります。
- クリップ(素材)にある音量線を上下に動かす
- オーディオを使って編集する
クリップにある音量線を上下に動かすと、素材の音量を上げたり下げたりすることが可能です。
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また、より凝って音量の調整をしたい場合は、「オーディオ」をクリックし、そこから音量の調整を行ないましょう!
ステップ④Filmora9でテロップを入れる
さて、続いてテロップを入れる方法をご紹介していきます!
テロップとは、テキストや画像などの動画を補足するためのものです。一般的には、文字テロップのことをテロップと呼ぶことが多いですね。
文字テロップを入れる方法
フィモーラで文字のテロップを入れる方法は沢山ありますが、主に以下の3つです。
- 「タイトル」からタイトル(動画のタイトルなどで使用)
- 「タイトル」からテロップ(場所や商品名などで使用)
- 「タイトル」から字幕(字幕などで使用)
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上記3つの文字テロップカテゴリーのどれかを選択し、入れたいテロップを選択しましょう。
文字テロップには、アニメーションのつくもの・つかないものがあるので、お好みに合わせて選ぶようにしてください。(※アニメーションがつくと、その分動画が重くなりますので要注意)
なお、「タイトル・テロップ・字幕」の基準はあくまで参考なので、タイトルを字幕用に使ってもいいですし、字幕をタイトルに使っても問題ありません。
文字テロップのカスタマイズ方法
また、文字テロップの色やフォント、大きさなどをカスタマイズしたい場合は、以下の方法でお好みのものにカスタマイズしましょう!
- テンプレートを使用しカスタマイズ
- 自分で細かくカスタマイズ
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まず、テンプレートを使ったカスタマイズ方法ですが、カスタマイズしたい文字テロップをダブルクリックすると、左上の部分に「プリセット・アニメーション」を選択できる部分が表示されるかと思います。
そこのプリセットを選択し、お好みの文字テロップの装飾を選択しましょう。
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そして、さらに自分の好みに合わせたい場合は、「高度編集」→「カスタマイズ」と進めてください。
そこから、文字の色やフォント、枠をつけるなどの細かいカスタマイズが可能です。
文字テロップにトランジションをつける方法
続いて、文字テロップにトランジション(切り替え効果)をつける方法をご紹介していきます。
やり方は簡単で、上のタブにある「トランジション」をクリックし、好きなトランジションを文字テロップにドラック&ドロップするだけ!
おすすめのトランジションは、「ディゾルブ」という、だんだんとクリップとクリップが入れ替わるトランジションです。
文字テロップのクリップ単体に適応すると、文字がだんだん表示される・消えていく、という表現をすることができます、
ステップ⑤Filmora9で動画を書き出す
ここまでで、動画編集の基礎は終了です。(あとは書き出すだけ!)
上述した「インポート・カット・BGM入れ・音量調整・テロップ入れ」までをマスターすれば、誰でもVlogをつくることができます!
あとは、できた動画を「書き出し(エクスポート)」して、書き出した動画をWeb上にアップロードしたら、Vlogの完成です。
ここでは、フィモーラで編集した動画を書き出す方法をご紹介していきます。
書き出しの手順
フィモーラで動画を書き出す手順は、以下の通りです。
- 「エクスポート」をクリック
- 書き出し設定を行う
- 「エクスポート」をクリック
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まずは、画面右上の「エクスポート」をクリックしてください。
すると、書き出し設定のウィンドウが出てきます。
書き出し時の設定
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書き出し設定のウィンドウが出てきたら、以下の項目を設定していきましょう!
- 書き出しフォーマット:mp4
- 名前:任意
- 保存先:「04_export」のフォルダ
- 解像度:1920×1080(フルハイビジョン)
- フレームレート:30fps or 24fps (設定から変更可能)
上記設定ができたら、ウィンドウの右下にある「エクスポート」をクリックし、動画を書き出しましょう!
Vlogを投稿してみよう!
書き出しが終了したら、早速動画をWeb上にアップロードしてみましょう!
アップロードする媒体でオススメなのは、YouTubeです。
以下の記事で、YouTubeチャンネルをつくってからアップロードするまでの手順を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
参考:【簡単】YouTubeチャンネル開設から動画投稿までの方法を徹底解説
まずは、投稿するのが第一歩なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
お疲れさまでした〜〜〜!