2019年5月に、学生を対象に「Z世代の特徴的な価値観や行動」に関するアンケート調査が行われました。(参考:マーケマガジン)
この調査によると、71%の学生が「感動的な瞬間を撮って共有したい」と答えたそうです。
そこで、今回の記事のテーマが「高校生のVLOG発信」についてです。(VLOGについて知らない方は、コチラ≫)
SNSで動画や写真を当たり前のように投稿・共有している日本の高校生にとって、VLOG発信の可能性はあるのでしょうか?
Vlog Magazine運営者である筆者の考えや海外の高校生Vloggerの事例を元に、深掘りしていこうと思います。
本記事の内容
- 「高校生のVLOG発信」に関する可能性と危険性
- Vlog市場の動向を知りたい人
- Vlog発信を考えている高校生
- 海外のVlogについて気になる人
それでは、早速みていきましょう!

High School Vlogとは?
そもそも「High School Vlog」の定義についてですが、簡単にいえば「高校生の日常」を動画で撮影・発信したビデオブログです。
内容としては、以下のようなシーンが含まれます。
- 高校へいくまでのモーニングルーティン
- 高校の中の様子
- 放課後の過ごし方
などなど、基本的には高校生活に関するVlogを「Hish School Vlog」と呼んでいます。
海外では、高校生がVLOGを発信する事例が多く存在する
日本の高校生がYouTubeにVlogをアップするという事例は少ないのが現状ですが、海外の高校生がVlogを発信する事例はたくさんあります。
- 日本の高校生のVlog発信:少ない
- 海外の高校生のVlog発信:多い
日本の高校生がVlogを発信するなら「身内」だけに発信する環境が必要
では、本題に入ります。
日本の高校生のVlog発信はまだまだ一般的ではありませんが、「今後、発信に至る可能性は大いにある」というのが筆者の結論です。
しかし、それには「環境」が必要だと感じていて、それを理由づけるのが冒頭で参考にしたアンケートの続きにあります。
調査によると、「感動の瞬間を撮って共有したい」という人のうち、「知っている人にだけプライベートを知ってもらいたい」という人が80%を占めたそうです。(参考:マーケマガジン)
要するに、不特定多数に見られるYouTubeではなく、インスタのように身内だけでも楽しめる「環境」が必要なのですね。
そう思われる人もいるかもしれませんが、インスタは写真に特化したSNSで動画投稿には縛りがあります。
それに加え、インスタにはインスタの文化がすでに構築されているため、新たに「Vlogを投稿する」という行動がしにくい環境であることは間違いありません。
メリット | デメリット | |
YouTube | 動画投稿に適している | 不特定多数向け |
身内だけにシェアできる | 動画投稿のフォーマットに縛り、既に文化がある | |
新たな環境(サービス) | ? | ? |
高校生Vloggerの事例をご紹介
最後に、Vlogを発信している高校生を3人ご紹介します。(海外のみ)
- Emma MacDonald
- Leslie Chavez
- DOJIN도진이
※現在高校生じゃない人も含みます。
①Emma MacDonald
- 学校生活・休日の過ごし方
- VLOGMAS(クリスマスヴログ)
- Beauty Vloggerとして活動
②Leslie Chavez
- イケイケ・クレイジー高校生のVLOG
- 学校生活・休日の過ごし方
- 高校生VLOGでバズったチャンネル
③DOJIN도진이
- アイドルを目指す高校生の日常
- ルーティン動画
- 韓国だけでなく、日本や海外でも人気
日本国内には、様々な「VLOG」を発信するVloggerが数多く存在します。 そこで、そんな日本国内にいるVloggerを集めた「ビデオブロガー図鑑」を作成しました! Vlogをこれからやろうと思っている人 日本にどん[…]
まとめ:日本の高校生がVlogを発信するのは時間の問題
ここまで、アンケート調査や海外の事例を元に「高校生のVLOG」について深掘りしてきました。
日本国内では、まだまだVlogを発信する高校生は少ないですが、今後は5Gや動画編集の簡易化により、動画でライフスタイルをシェアすることがもっと身近なものになるはずです。
そうなった時、デジタルネイティブの若者(中高生)から流行が始まる可能性が高いと筆者は感じています。
高校生が当たり前のようにVlogを発信する世の中が、すぐそこまで来ているかもしれません。
動画版のブログ「Vlog」に興味があって始めてみたいけど、何から手をつけていいのか分からないし難しそう・・・という方も多いのではないでしょうか? 動画と聞いただけで難しそうですし、筆者も最初は自分で動画(Vlog)を作れるようになる[…]