「Vlogを始めるために、Osmo Pocket(オズモポケット)を買った!」という人も多いのではないでしょうか?
筆者も、Vlog撮影の幅を広げるために、Osmo Pocketを購入しました(笑)
実際に使ってみると、とても小型で手ブレ補正もあり、すごく使いやすいのですが、何点かVlogを撮影する際の注意点を見つけたので、本記事でシェアしたいと思います。
この注意点を知っているかどうかで、撮影後の映像に大きな差が生じるので、絶対に読んでいってくださいね!
なお、今回の記事だけでは伝えきれない細かい部分を、Vlog MagaizneのYouTube動画で解説しましたので、合わせてご覧ください。
それでは、早速、見ていきましょう!

DJI Osmo Pocketとは?

Osmo Pocketは、DJI社が発売する3軸メカニカルジンバル付きのコンパクトカメラです。
従来のカメラの形とは、かけ離れた見た目で全世界から注目を集めました。
また、そのコンパクトな外形・軽さからは信じられない映像美で撮影可能、付属のジンバルにより手ブレ補正も加わっています。
Osmo Pocketに適したVlogのジャンル

Vlogと言っても、様々な種類のVlogが存在します。そこでここでは、Osmo Pocketに適したVlogジャンルをご紹介していきます!
ライフスタイル | 暮らし | 旅行 | シネマティック | モトブログ | グルメ | |
Osmo Pocket との相性 | ◯ | ◯ | ◯ | △ | △ | ◯ |
相性は上表の通りです。
Osmo Pocketのコンパクトさは、ライフスタイル系はもちろん、荷物を増やしたくない旅行でも大変重宝します。
また、飲食店で撮影をするグルメ系でも、小型のカメラは威圧感がなく撮影しやすいです。
Osmo Pocketに適した撮影スタイル

続いて、Vlogの撮影スタイルごとに、Osmo Pocketとの相性を見ていきましょう!
撮影スタイルは、「一人称・自撮り・三人称・定点」の4つになります。
一人称 | 自撮り | 三人称 | 定点 | |
Osmo Pocket との相性 | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
Osmo Pocketは、ジンバル付きのカメラのため、FPV視点(一人称)に向いています。(ジンバルにより、ブレがない映像が撮れるため、視聴者側がとても見やすい)また、後述しますが、FPV用の撮影モードを搭載しており、俊敏なカメラワークが実現可能です。
また、「画面・マイク・カメラの向き」を全て一方向に統一できるため、自撮りでの撮影にも最適です。カメラの向きをボタン一つ変えることができるため、自撮りと一人称を素早く切り替えられます。
さらに、Osmo Pocketは単体で立てて撮影ができるため、定点撮影も可能です。小型なので、角度に変えて撮影するのも楽チンですよ!
Osmo PocketでVlogを撮影する際の8つの注意点

さて、ここからが、本題の「Osmo PocketでVlogを撮影する際の注意点」について解説していきます!
この注意点を抑えておくだけで、Vlogの質がグッと上がるので、ぜひ参考にしてみてください。
Osmo PocketでVlogを撮影する際の注意点を8つまとめてみました。
Osmo PocketでVlogを撮影する際の注意点
- マイクの位置
- 水没・衝撃
- メモリの容量
- ジンバルモードの切り替え
- 動作速度の切り替え
- 撮影設定
- 映像設定
- 表示画面設定
それぞれ順番に見ていきましょう!
注意点①マイクの位置

Vlogを撮影する際に注意したいのが、マイクの位置です。マイクの位置はカメラによって様々なため、都度確認しましょう!
Osmo Pocketのマイクは、上図のように2箇所に設置されています。
ここで、特に注意して頂きたいのが、上のボタン付近にあるマイクです。本体を手で持つとわかりますが、ちょうど指がくる位置にマイクがあるので、知らず知らずのうちにマイクを指で覆ってしまう可能性があります。
指でマイクを覆ってしまうと、音質が微妙になってしまうため、撮影前に確認しておきましょう。(筆者は、これで何度も痛い目にあいましたw)
注意点②水没・衝撃

Osmo Pockeは、防水仕様ではないので、水没には注意しましょう。
また、衝撃にも強い訳でもないので、不注意による落下などにも注意が必要です。
注意点③メモリの容量

Osmo Pocketのみならず、Vlogの撮影で注意したいのがメモリの残量です。
メモリ残量(ストレージ残量)は、「設定」から確認することができます。
撮影し、編集が終わった動画素材は、メモリから削除する癖をつけましょう。
ちなみに、Osmo PocketはマイクロSDカードで撮影した動画データを保存します。
注意点④ジンバルモードの切り替え

Osmo Pocketには、3軸メカニカルジンバルが搭載されています。
このジンバルの機能を100%引き出す機能が、「ジンバルモードの切り替え」です。
- フォローモード:建物や景色の撮影
- 固定モード:一方向に歩くとき・定点撮影
- FPVモード:一人称撮影(特に俊敏に動くとき)
Osmo Pocketには上記3つのモードがあり、それぞれに適した撮影シーンがあるので、シーンごとに切り替えましょう。
注意点⑤動作速度の切り替え

Osmo Pocketには、被写体の動作速度に応じて撮影モードを切り替えることができます。
- 高速モード:動く被写体に適したモード
- 低速モード:止まる被写体に適したモード
上記の通りで、例えば人や動物を撮影したい時は「高速モード」、建物や景色などを撮影したい時は「低速モード」を選びましょう。
注意点⑥撮影設定

動画を撮影する際に重要なのが、「解像度」と「フレーム数」です。
- 解像度:動画の画素数を表すもの(多いほど映像がきめ細かい)
- フレーム数:1秒あたりの画像数(動画は画像の集合体)
解像度は、高ければ高いほど映像が綺麗に表示されますが、反面、扱うデータ容量も大きくなります。
フレーム数に関しては、基本的に30fpsで撮影、スローモーションで表現したい場合は倍の60fps、映画のような表現をしたい場合は24fpsで撮影しましょう。
フレーム数も大きければ大きいほど、データ容量が大きくなるので注意が必要です。
注意点⑦映像設定

綺麗な映像を撮影するには、「ホワイトバランス」と「露出(シャッタースピード・ISO感度)」の設定には注意をしましょう。
- ホワイトバランス:白いものを白く調整する機能(自動でOK!)
- シャッタースピード:速いほど、暗く、手ブレが少ない
- ISO感度:上げるほど、明るくなり、ノイズが増える
基本的に露出(光の量)の設定は、シャッタースピードをできる限り遅くして(明るくし)、ISO感度をできる限り下げることにより綺麗な映像を撮影することができます。
また、室内で撮影する場合は、フリッカー(電球により映像がチカチカする現象)を抑えるために、シャッタースピードを1/50or1/100に設定しましょう。(国や地域によって変わるので要注意)
注意点⑧表示画面設定

Osmo Pocketは撮影時の映像が画面に映ります。ここの映像を表示する設定には2つの種類があります。
1つが正方形、もう1つが16:9です。どちらも撮影後の素材は、16:9なので、基本的には16:9に設定して撮影しましょう。
注意点は全て意識しなくても良い
さて、ここまでOsmo PocketでVlogを撮影する際の注意点を書いて来ましたが、お分かりのように、全てを意識して撮影するとかなり神経を使います。
ですので、まずは注意点をひとつずつ意識してやっていきましょう。
大事なのは、「楽しく撮影すること」なので、少しずつ慣れていけばOKです!
今回の記事は、動画でさらに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!