日本でも人気の海外留学。
そんな留学をする際に気になる情報が・・・
- 留学先の学校がどんな学校なのか?
- 留学したらどんなライフスタイルを送るのか?
- どんな先生がいるのか?
- 宿泊先の環境はどんな感じか?
写真や口コミでもある程度はわかりますが、本当は実際に見学してから留学先を決めたいですよね。
でも、そのためだけに海外にいくのは無理・・・。
そんな「現地にいくのは無理だけど、留学先のことをもっと知りたい!」というニーズに対し、Vlogで応えるのがドイツ学術交流サービス(DAAD)が運営する「Study in Germany」です。
そこで今回は、Vlogを留学先紹介に活用している「Study in Germany」を参考にしながら、最新のVlogマーケティングをご紹介していきましょう。
本記事の内容
- Vlogマーケティングの可能性
- Vlogをマーケティングとして活用したいと考えている人
それでは、さっそく見ていきましょう!

YouTubeチャンネル「Study in Germany」は、どんなチャンネル?
- チャンネル名:Study in Germany
- チャンネル登録者数:5.6万人程度(2020.02現在)
- 開始時期:2009/8/3
- タイプ:融合タイプ
- 公式HP:https://www.study-in-germany.de/en/
Study in Germanyは、 ドイツの留学サポートサービスが運営するYouTubeチャンネルです。
実際の留学生によるVlogを発信していて、よりリアルな留学事情や留学生活について知ることができます。
Vlogでどんな留学生活を送れるのかがわかる
Study in GermanyのYouTubeチャンネルでは、実際の留学生がVlogでリアルな留学生活を発信しています。
これにより、通常のテキスト・写真・口コミ以上の情報を、ドイツ留学を検討している人に対して届けることが可能です。
ドイツ学術交流サービス(DAAD)は、「留学先として、ドイツの真の姿を伝える」ことを名言しており、その一環としてStudy in GermanyのYouTubeを活用しています。
例えば、以下のようなことを実際の留学生がVlogを通して発信しています。
YouTubeでの発信内容
- 自分が住んでいる場所
- ドイツの食文化
- ドイツ語の授業の様子
- 住んでいる街の紹介
その一部を見ていきましょう!
自分が住んでいる場所

留学で滞在している自分の部屋を紹介しています。
画像では伝わらないリアルな部屋の様子が描かれているので、留学を考えている人はとても参考になりますね。
ドイツ語の授業の様子

実際の授業の様子をVlogで発信しています。
上図は、マンツーマン授業の様子を撮影したもので、どんな風に授業が行われているのかイメージすることが可能です。
まさに体験革命。留学を疑似体験
上記の通り、実際の留学生がVlogを撮影することにより、見ている側は留学を疑似体験することができます。
疑似体験することにより、留学を検討している人の心理的なハードルが下がり、お問い合わせに繋がります。
留学のような「体験型の製品」は、購入までの心理的ハードルが高いので、情報量の多いVlogを活用することが有効です。
まさに、体験をオンライン上で体験してもらう「体験革命」を、Vlogなら実現可能なのです。
その他のVlogマーケティングの可能性
Vlogをマーケティング(またはブランディング)に活用する方法は他にもあります。
Vlogマーケティングの例
- サービスの可視化
- 会社や個人の透明性を上げる
- コアなファンをつける
- 個人ブランドのPR
それぞれ順番に解説していきます。
①サービスの可視化
Vlogを使ってサービスを紹介することにより、そのサービスのリアルな部分を可視化することが出来ます。
例えば、「Study in Germany」の場合、実際の留学生にVlogを撮ってもらうことにより、リアルな留学生活が可視化され、「Study in Germany」のサービスを使うと、どんな留学ができるのかをイメージできるんですね。
自分がドイツに留学するイメージができると、結果的に「留学する」という行動に繋がります。
②会社や個人の透明性を上げる
情報量の多いVlogを発信することにより、会社や個人の透明性を上げ、信頼獲得に繋がります。
ひとつ例を出すと、皆さんもご存知のマイクロソフトという会社が良い例です。
マイクロソフトは今でこそ優良企業というイメージがありますが、昔は「悪の帝国」と呼ばれる程イメージが悪かったのをご存知ですか?
そんなマイクロソフトのイメージを変えたのが、Vlog(ビデオブログ)です。
他愛もない社内の様子(社員の顔)を「Vlog」で撮影し、公式HPにアップしたところ、会社のイメージがガラリと変わり、悪の帝国のイメージを払拭しました。
③コアなファンをつける
Vlogは個人(会社)のパーソナリティが見えるので、コアなファンが出来やすいコンテンツです。
- YouTube動画:企画にフォーカス
- Vlog:個人(または会社)にフォーカス
このように、個人にフォーカスしているので、発信している個人にファンが付きやすいんですよね。
事実、多くのVloggerには熱狂的なファン(友達)がいて、その視聴者を起点にビジネスが成長し、結果的にマーケティングとして成り立っている事例がたくさんあります。
④個人ブランドのPR
Vlogは、個人ブランドをPRするのにも向いています。
なぜなら、従来までのPRとは異なり、その人の日常に溶け込むPRの仕方は、ユーザーへの押し売り感がなく、ネットリテラシーの高い人にもしっかりとリーチさせることができるからです。
Vlogには自社ブランドのPRとしての可能性を秘めている。その人の日常に溶け込むPRの仕方は、ユーザーへの押し売り感がなく、ネットリテラシー高めの人にもリーチする。
従来のPRが「発信者主体のPR」ならば、VlogによるPRは「視聴者主体のPR」って感じ。
もちろん他社商品PRするならステマには注意。
— Shin / VLOGエバンジェリスト (@shulework) July 25, 2019
要するに、「見て見て!!」と発信者主体のPRではなく、「この人が身につけてるの何だろう?」と、視聴者主体のPRになります。
例えば、人気YouTubeチャンネルのメトロンブログでは、「Owz Selection」という自身のブランドアクセサリーをVlogの中でただ身につけているだけで、紹介はしていません。
でも、「Owz Selection」のアイテムは、販売開始5分で売り切れてしまうほどの人気があります。
これはVlogを活用したブランドPRの好例ですので、ぜひ、メトロンブログをチェックしてみましょう!(ご本人が意識しているかはわかりません。)
Vlogをマーケティングに活用してみよう
今回は、Study in Germanyを例に、Vlogマーケティングの可能性について言及してきました。
これは留学以外でも応用が可能ですので、ぜひ、あなたのビジネスに応用できないか考えてみましょう。
もしも、Vlogを活用したいけど、何からすればいいかわからないという方は、Vlog Magazineへお問い合わせください。お力になれるはずです。
また、Vlogの活用法はまだまだたくさんあるので、他の記事や動画で解説していきます。
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