Vlogを作りたいけど、どうやって構成を作ったらいいか分からない・・という人も多いのではないでしょうか?
「Vlogの作り方が分からない・・・」という方は、まず「構成」について知る必要があります。
構成とは、簡単に言えばシーンの組み立て方です。
本の場合は「まえがき→目次→本編→あとがき」のように大体構成が決まっていますよね。
Vlogも構成に「型」があります。
もちろん絶対的な決まりはありませんが、どう作ったらいいか分からない人は既にある「型」を参考にするのがいいでしょう。
そこで今回は、Vlogの代表的な型をご紹介していきます。
Vlog構成の基本「AロールとBロール」

Vlog構成の型をご紹介する前に、Vlog構成の基本「Aロール・Bロール」について解説していきます。
- Aロール:動画におけるメインのシーン(一番伝えたいこと!)
- Bロール:動画におけるサブのシーン(メインの補助!)
例えば、旅行Vlogを作る時は以下のように分類できます。
Aロール:行った場所の紹介、話しているシーンなど
Bロール:移動シーン、食事シーンの早送りなど
このAロールとBロールをうまく組み合わせることによって、視聴者を飽きさせない動画を作ることができます。
Vlogの構成で使われる4つの型
Vlogでよく使われる4つの型は以下の通りです。
- いきなり本編
- ダイジェスト→本編
- アテンションイントロ→本編
- 本編→オリジナルOP→本編
順番にみていきましょう。
1.いきなり本編

まず1つめは、いきなり本編に入る構成です。
変に飾ってなくて、いきなりその人の世界に入れた気がして僕は好きです。
ただ、認知度の低い人がこれをやると、よっぽど引きのあるサムネやタイトル、出だしのインパクトがないと即離脱される可能性は高いと思います。
メインチャンネルとは別でサブちゃんのVlogをサクッと更新したい人とかにおすすめですね!
2. ダイジェスト→本編

2つめは、そのVlogのダイジェストを一番最初に持ってくる構成。
視聴者は最初の15秒でその動画を見るか決めると言われています。
実際、YouTubeの視聴者維持率4つのタイプの1つ「イントロ(最初の30秒の視聴完了率)」の重要性を以下のように説明しています。
イントロは、最初の 30 秒が経過した後で、視聴者が引き続き動画を視聴していた割合を示します。視聴者をどれほど動画に引き込めたかを理解するのに役立ちます。
YouTubeヘルプ:視聴者維持率を測る
要するに、その動画に興味を持ってもらえたかどうかを最初の30秒の離脱率で評価しているということです。
まとめると、ダイジェストを一番最初に持ってくることにより・・・
- 最初の30秒間視聴を維持してもらう
- 動画に対して興味を持ってもらう
この2つのメリットがあります。
3. アテンションイントロ→本編

3つめは、そのVlogの中で一番興味を引きそうなシーンを一番最初に持ってくる構成です。
ポイントは「イントロシーンの直後に何が起こるのか気になるようにすること」です。その一瞬で、動画を見ずにはいられなくできたらあなたの勝ちです(笑)
この構成のスタイルは、アクションの多いVlogに適しています。逆に暮らし系の動画との相性は微妙です。
4. 本編→オリジナルOP→本編

4つめは、本編が少しあった後に、オリジナルのオープニング映像(5~10秒)を入れて、また本編がスタートする構成です。
例えば、雑談から始まり、オープニングがあり、本編に入る行った具合に構成します。
しかし、これも1つめの構成と同じで、ある程度の認知度がないと離脱されてしまう可能性もあるので注意が必要です。
ですので、3つめのアテンションイントロと組み合わせたり工夫するようにしましょう。
自分だけのVlog構成を見つけよう
今回お伝えしたVlogの構成はあくまで一例です。
冒頭でも申し上げた通り、絶対的な決まりはありません。
皆さんの中にあるクリエイティビティを発揮して、自分だけのVlog構成を考えて見ましょう。
今回の記事がその一助になれば幸いです。