Vlogを始める上でのリスク(危険性)と対策について

Vlogを始めるにあたって、Vlogを始める「リスク(危険性)」について気になる人も多いのではないでしょうか?

実際、Vlogを始める上でのリスクとして・・・

  • 身バレ
  • 誹謗中傷・アンチコメント
  • 権利トラブル
  • 時間損失

などのリスクがあります。

そこで今回はVlogを始めるリスクについて解説し、同時に対応策もご紹介していきます。

皆さんが安心安全にVlogを発信できるための重要なチャプターですので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

第1章「Vlogの基礎知識」
Chapter1-1:Vlogとは何か?定義から読み方まで解説
Chapter1-2:【比較】VlogとBlog(ブログ)の違い
Chapter1-3:【徹底比較】VloggerとYouTuberの違い
Chapter1-4:Vlogのジャンルを知ろう!14種類まとめ
Chapter1-5:Vlogを発信する4つのメリット(価値)
▶︎Chapter1-6:Vlogを始める上でのリスク(危険性)と対策
Chapter1-7:Vlogの収入(マネタイズ)について

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Vlogを始めるリスク1.「身バレ」

Vlogをやるに当たって多くの方が気にされるのが「身バレ」だと思います。

身バレとは、発信者の顔や名前、住所などの個人情報が第三者に知られてしまうリスクのことです。

主に3つの身バレがあります。

  1. 名前
  2. 住所

Vlogは他の情報コンテンツ(ブログ・写真など)と比べて、ビジュアル的な情報量が多いため、これらの身バレをするリスクは高くなります。

では、これらの身バレリスクに対して、どのように対策をしたら良いのか。それぞれの身バレごとに解説していきます。

「顔バレ」の対処法

Vlogを顔出しで発信していると、身近な人や会社などに発信していることがバレてしまう可能性があります。

顔バレの対処法は単純で「顔出しをしない」ことです。

Vlogは顔出しをしなければならないというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、顔出しをしないVlogもたくさんあります。

顔出しをしていないVlogの事例

顔バレが気になる方は、顔出しをしないスタイルでVlogを発信してみましょう。

「名前バレ」の対処法

Vlogを本名を出して発信していると、その名前から個人情報を調べられるリスクがあります。

例えば、Facebookは実名登録ですから、Vlogで本名を出しているとFacebookと紐づいてしまう可能性があります。

この実名を公開して個人情報を調べられるリスクの対処法としては、以下の2つです。

  • 実名を使わない(ハンドルネームで活動)
  • Facebook情報管理に気をつける

そもそもVlogで実名を公開する必要性はないので、名前バレが気になる方は公開しない方が良いです。

ただ、Vlog発信を仕事に繋げていきたい方で実名を出したい人もいると思います。そんな方は、実名で調べられても困らないように情報管理を徹底しましょう。

特にFacebookは一番個人情報に繋がりやすいので、要注意です。

「住所バレ」の対処法

Vlogはビジュアル情報が多いので、住所がバレてストーカー被害や嫌がらせなどを受ける危険性があります。

特に有名なYouTuberで、上記の被害にあっている方は多いです。

では、どうしたら住所をバレずにVlogを発信できるのでしょうか。

住所をバレないようにするためには、住所特定に繋がりそうな部分をカット・モザイクを徹底する他ありません。

ただモザイクをかけすぎると動画の世界観が崩れたり、伝えたいことが伝わらなかったりするので、バランスには気をつけましょう。

Vlogを始めるリスク2.「誹謗中傷・アンチコメント」

Vlogは第三者に見られることが前提なので、動画に対してコメントがつきます。中には、誹謗中傷やアンチコメントをしてくる人もいるでしょう。

特に誹謗中傷は社会問題となっています。

では、こういった誹謗中傷・アンチコメントに対して、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。

「気にしなければ良い」という意見もありますが、どうしても気になってしまうのが人間ですので、今回はもっと実践的な対処法をご紹介します。(YouTubeにおける対処法です)

  1. コメント削除・特定のユーザーを非表示にする
  2. ブロックする単語を登録する
  3. コメント機能をオフにする

順番に解説していきます。

コメント削除・特定のユーザーを非表示にする

YouTubeでは、コメントを削除することができます。

コメント欄で、上図のボタンをクリックすると「削除」とあるので、そちらをクリックするとコメントが削除されます。

また、「ユーザーをチャンネルに表示しない」で、特定のユーザーのコメントを非表示にすることもできるので、あまりにもひどいコメントをしてくる人は永久に追放しましょう。

特定のユーザーを非表示にすると、相手はコメントしているつもりでも他のユーザーには表示されなくなります。

ブロックする単語を登録する

YouTubeでは特定の単語が入ったコメントをブロックできる機能があります。

YouTube Studioの「設定→コミュニティ」から入力してください。上図参照)

例えば、「バカ」という単語を登録しておけば、「バカ」という単語が入っているコメントを自動的にブロックしてくれます。

ブロックされたコメントはYouTube上には残っているので、手動で確認することも可能です。

コメント機能をオフにする

YouTubeでは動画ごとにコメント機能をオフにすることができます。

動画の詳細画面からコメントの設定を変更できるところがあるので、その中で「コメントを無効にする」を選択しましょう。

コメント欄は視聴者とのコミュニケーションの場になりますが、あまりにもコメント欄が荒れた場合や荒れそうな場合はオフにすることも一つの手です。

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Vlogを始めるリスク3.「権利トラブル」

権利トラブルもVloggerにとってはリスクです。

これは被害者になるリスクもあれば、自分が加害者になるリスクもあります。

順番に解説していきましょう。

権利トラブルで「被害者」になるリスク

Vlogを作った人は著作権者となり、作った動画は著作権で守られます。

著作権とは?
著作物をつくった著作者の人格を守るための権利、かつ著作権者が著作物の利用を許可して使用料を受け取ることのできる権利

しかし、ネット上に動画をあげるとその動画を勝手に使う人もいます。

勝手に自分の動画が使われた場合は著作権侵害を申し出ることができるので、以下の対処を行いましょう。

  1. 利用者に対して利用停止を求める
  2. 利用者に対して損害賠償を求める
  3. 上記で解決しない場合は民事訴訟を起こす

まずオススメなのが、単純に利用停止を求めることです。

それでも相手が応じない場合は、損害賠償を求めましょう。金額はあくまで当事者同士の話(示談)なので、自分が納得できる金額を請求します。

もしも示談で解決できない場合は、民事訴訟を起こし裁判を行うことも視野に入れましょう。

権利トラブルで「加害者」になるリスク

逆に自分が誰かの著作権物を無断で利用してしまうと、著作権侵害となり訴えられる可能性があります。

ですので、Vloggerの方は以下の項目を徹底しましょう。

  • 画像や音楽などの素材を使う時は著作権の有無や使用条件を確認する
  • 著作権物を故意的に撮影しアップしない
  • 基本は著作権フリーの素材を使う
  • 著作権物を使う場合は許可を取る

また、Vloggerがもう一つ気をつけなければならないのが肖像権です。

肖像権とは?
本人の許可なく自分の容姿を撮影、及び公表されないための権利。

例えば、誰かの顔を故意的に本人の許可なく撮影し、Web上で公開するのは基本的にNGです。

ただし法的にNGな訳ではなく、あくまで当事者間(撮影した者・撮影された者)の問題なので、撮影された側が肖像権の侵害に感じなければ問題がありません。

詳しくは、以下の記事で解説しているのであわせてご覧ください。

関連記事:【保存版】Vlogにおける撮影許可の取り方と必要性

Vlogを始めるリスク4.「時間損失」

Vlog(=動画ブログ)は、その名の通り動画を作るので、かなりの時間を使います。

動画の企画・撮影・編集をしたら、制作時間12時間を超えることもあるでしょう。

人は1日に24時間という限られた時間の中で生きていますから、Vlogに時間を費やすことはある意味でリスクです。

Vlogにかける時間があれば、1冊多く本を読めたかもしれないし、大事な人と過ごす時間をもっと確保できたかもしれません。

しかし、全てが無駄な消費になる訳ではなく、Vlogにかけた時間を「投資」と捉えれば、様々な資産が得られます。

  • 動画制作スキルの向上
  • SNS発信スキルの向上
  • 思い出が動画で残る

などなど、かけた時間の分だけ得られるリターンもあると認識できると、時間をかけるというリスクをとる意義も出てくると思います。

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安心安全なVlog発信を

Vlogを発信するリスクを認識することが、安心安全なVlog発信の第一歩となります。

ぜひ、今回ご紹介したリスクと対策を押さえて、Vlogを発信して頂けたらと嬉しいです!


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