動画版のブログ「Vlog」を始めてみたいけど、何から手をつけていいのか分からない・・・という方も多いのではないでしょうか?
動画と聞いただけで難しそうですし、筆者も最初は拒絶していました。(Instagramが現れた時と同じ感じ・・・)
しかし、この記事で一番お伝えしたいのは「Vlogは誰でも簡単に作れるし、始められる」ということです!
具体的には、2つのステップを踏めばVlogは始められます。
- Vlogを始める為の準備をする(準備編)
- Vlogを作ってみる(実践編)
すごくシンプルです。ということで、今回の記事では「Vlogを始める為の方法」を準備編・実践編に分けてご紹介していきましょう。
【準備編】Vlogを始めるための4つのステップ

Vlogを始めるための準備については、以下の通りです。
- Vlogについて知る
- どんなVlogを発信したいか考える
- Vlogを撮影・編集するためのモノを揃える
- YouTubeチャンネルを開設する
上記の手順を踏めば、間違いなくVlogをスタートすることができるので、順を追って解説していきます!
1. Vlogについて知る

まずは、Vlogというコンテンツの特徴を知ることが重要です。
Vlogとは、簡単に言えば、動画版のブログです。
Vlog=Video+Blog
発信者のライフスタイルや旅の様子、自分自身が伝えたいこと、表現したいことを動画で発信するWebコンテンツです。
上記はVlogの表面的な話に過ぎないので、もう少し深ぼって解説したいところではありますが、ここで解説すると長くなるので、以下の記事をご参考にしてみてください。
関連記事:Vlogとは何か?読み方から定義までどこよりも詳しく解説
2. どんなVlogを発信したいのか考える

Vlogについて理解を深めたら、自分がどんなVlogを発信したいのか考えていきましょう。(「決める」ではなく、「考える」です。)
なぜなら、Vlogといっても様々なジャンルや撮影の仕方があるので、自分がどんなVlogを発信したいかを初めにイメージしてあげると、その後の機材選びやVlog作りで迷いが消えるからです。
なので、まずは以下の記事を参考にしつつ、「自分がVlogで何を発信したいのか?」という根っこの部分を考えていきましょう。
とはいえ、最初から自分がどんなことを発信したいかが分かる人は少ないと思うので、ここで決まらなくても大丈夫です!(何となくでOK!)

発信するジャンルの次は、Vlogの撮影スタイルも考えていきます。
Vlogには、以下のような撮影スタイルがあるので、自分に合った撮影スタイルを見つけていきましょう。
- 一人称タイプ:カメラを外側に向けて撮影
- 自撮りタイプ:カメラを自分に向かって撮影
- 三人称タイプ:誰かに撮ってもらう
- 定点タイプ:カメラを三脚などで固定して撮影
撮影スタイルによって必要な機材が変わってくるので、自分がどうやって撮影するのかイメージできると機材選びがスムーズにいきます。
関連記事:Vlogの撮り方を「4つの撮影スタイル」に分類!好きなスタイルを選ぼう
撮影スタイルが決まったら、続いてVlogを撮影・編集するためのモノを選んでいきます。
3. Vlogを撮影・編集するためのモノを揃える

まずは、撮影に必要なモノをみていきましょう!
ここでのポイントは「小さく揃える」ことです。いきなり訳の分からないまま高いカメラを買ったり、使うかも分からない周辺機材を買ったりしないこと。
まずは入門機から始めたり、スマホで始めるのも大いにありです。
そのことを前提に、撮影に必要なモノを見ていきましょう。
- カメラ:絶対必要
┗コンパクトデジタルカメラ
┗一眼レフカメラ
┗アクションカメラ
┗スマートフォン
┗ドローン - マイク
- 三脚(ゴリラポッド)
- バッテリー:絶対必要
- SDカード:絶対必要
- スタビライザー
- カメラバッグ
撮影スタイルによって、どの機材を購入するのか決めるのが得策です。分からなければ、リスクの少ないスマホから始めましょう。
続いて、撮影した素材を編集するための機材やソフトを揃えていきます。
- パソコン(又はスマホ):絶対必要
- 動画編集ソフト:絶対必要
┗無料編集ソフト:iMovieなど
┗買い切り編集ソフト:Final Cut Proなど
┗定額制編集ソフト:Adobe Premier Proなど - 画像編集ソフト:Photoshopなど
- 楽曲提供サイトのアカウント
- 素材サイト
ざっくりとVlogに必要なモノを挙げてきましたが、Vlogの撮影機材や編集機材(ソフト)の選び方については別の記事で詳しくまとめています。
関連記事:【初心者】Vlogを始める為に必要な撮影機材&編集ソフトまとめ
4. YouTubeチャンネルを開設する

最後に、YouTubeチャンネルを開設して準備編は終わりです。
Vlogは言葉の通り、「Video+Blog(Web+Log)」なので、Web上へアップロードして初めて、その動画を「Vlog」と呼びます。
ですので、作った動画を何らかの形でWeb上へアップロードする必要があります。
現代では、Vlogの投稿先としてYouTubeが一般的なので、YouTubeチャンネルを開設してみましょう!
関連記事:【簡単】YouTubeチャンネル開設から動画投稿までの方法を徹底解説
【実践編】Vlogの作り方

前述した「準備編」で、Vlogを発信する準備ができましたので、実践編のVlogの作り方に入っていきます。
Vlogの作り方は簡単で、以下の通りです。
- 撮影:日常や旅、自分自身を撮影
- 編集:編集ソフトで撮影した素材を元に編集
- 発信:YouTubeなどのSNSへ動画をアップロード
順番に解説していきます。
Vlogの作り方①撮影
まずは、Vlogの元素材となるものを撮影をしていきます。
撮影というと気が重くなりますが、以下のようなものを気軽に撮ればOKです!
- 休日の様子
- 旅行の様子
- 誰かに話したいこと
- 筋トレの様子
- メイクする様子
- 毎朝の仕度の様子
- 会社が終わった後の家での過ごし方
- 友達と遊んでいる様子
- クリスマスまでの様子(VLOGMAS)
などなど、Vlogで撮影するものはたくさんあります。
あなたがVlogで伝えたいことを自由に表現してみましょう!
とはいえ、最初は何がなんだかわからないと思うので、以下の記事を参考にして、どんな撮影シチュエーションがあるのか見てみてください!
関連記事:Vlogって何を撮影すればいいの?撮影すべき事柄・シーン19選
ここで覚えておいて欲しいのが、この時点で映像のクオリティは気にしないことです。
自分が撮影したものを見て「うわー、撮るの下手だなー」と思っても、気にせず先へ進んでみてください!まずは楽しむことが重要です。
また、Vlogの構成についてはある程度のパターンが存在するので、以下の記事を参考にしてVlogの構成を意識して撮影してみましょう!
Vlogの作り方②編集
撮影が終わったら、続いて編集に入ります。
編集と聞くと「大変そう」と思われるかもしれませんが、まずは以下の編集項目を抑えておけば、Vlogでは十分です。
- カット:撮影した映像の中で必要な部分だけ残す作業
- 音量調整:音量を聞き取りやすく調整する作業
- テロップ入れ(無くてもOK!):必要に応じて、テキストや画像を入れる作業
- BGM入れ(無くてもOK!):映像に合わせてBGM(音楽)を入れる作業
まずは、自分の使っている編集ソフトで上記の編集をできるようになりましょう!
やっていく中で他にも表現したいことが出てきたら、YouTubeのチュートリアルなどで別の編集方法を学んでいくことをオススメします。
Vlogの作り方③発信
Vlogを編集したら、Web上にアップロードして終了です。
アップロードする手段としては、YouTubeが現状ではポピュラーな方法になります。
- YouTubeアカウントへログイン(チャンネルのもの)
- 動画または投稿を作成ボタンをクリック
- 作成した動画を選ぶ
- タイトルや概要欄への記入を済ませ投稿
- 必要ならカスタムサムネイルを設定
ザックリ解説するとこんな感じですね。
特別難しいことはないので、まずは動画を撮影・編集し、自分のYouTubeチャンネルへ投稿してみてください!
まずは”スマホのみ”でVlogを始めるのもオススメ!
ここまでVlogを始めるための方法を「準備編・実践編」に分けてご紹介してきましたが、これら全てはスマホ1つあれば全てやることが可能です。
要するに、スマホの利用率が80%を超える日本において、「Vlogは誰でも始められる」と言っても過言ではないでしょう。
もし、「カメラを買うお金がないからVlogを始められない・・・」とVlogを始めるのを諦めている人がいるのなら、ぜひスマホから始めてみてください。
スマホで始めることのメリットは他にもあります。
- リスクが小さい(自分のスタイルが定まってから機材を購入できる)
- 今すぐに始められる
- 編集が直感的に行える(簡単)
ぜひ、以下の記事でもスマホでVlogを始める方法をご紹介していますので、参考にしてみてください!
関連記事:【完全版】スマホでVlog制作!撮影・編集・発信までを徹底解説
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・手ブレ:歩く時などは、脇をしめて撮影すると、ある程度の手ぶれ補正になります。
・光:光が多いところで撮影すると綺麗な画質で撮影できます。逆に夜間の撮影は、ノイズ(粒子)が入ってしまうので、できる限り光がある場所で撮影しましょう。
理由としては、マネタイズが可能なのと、長い動画でも投稿可能だからです。
他だと、IGTVやTikTokなどの縦型動画をVlogで発信するのも面白いかもしれません。