社会人になると、学生時代とは異なり、自由な時間が取りづらくなる。
かつ、平日の仕事終わりや週末の時間を、休息やリフレッシュだけで完結しがち・・・。
また仕事上では絶えず利害関係が発生し、なかなか自分の思い通りに仕事を進めることが難しい場合が多い。
そんな会社員の僕に、“限られた自由時間を有意義なものに変え、且つ好きなことを通じて自己表現する場所“を提供してくれたのが「Vlog」です。
VlogやSNSでの動画投稿に興味ある会社員の方々、又は他の会社員Vloggerの方々向けに、僕の考え方が何か一つの参考やヒントになればいいなと思い、今回記事を書かせて頂きます。
本記事の内容
- 会社員が旅Vlogをやる理由


「Vlog」で旅動画を発信する3つの理由
会社員の僕が「旅Vlogをする理由」は、3つあります。
-
“好きなこと”を資産化したいから
-
スキルのアウトプットの場になるから
-
作ること自体が楽しいから
順番に解説していきます。
①”好きなこと”を資産化したいから
“コンテンツの消費者ではなく、生産者側に回ること”により、主体的な人生を歩む。
僕のVlogは、「自分が旅を楽しむこと」が大前提。
ですが、それを単に「楽しかった」という消費マインドで終わらせるのではなく、感じたこと、学んだことを自分のオリジナルスタイルでコンテンツ化し、ニーズのある人々に届けること。
そしてその過程は自分自身の「思考の整理」につながり、今後の旅、延いては人生をより良いものにしてくれると信じています。
②スキルのアウトプットの場になるから
僕にとってVlogは「スキルやマインドのアウトプットの場」と考えています。
それは動画編集や撮影といった動画クリエイターとしてのスキルだけでなく、コンテンツ企画・制作力、ストーリーテリング、語学力などメディア運営の総合的な力を身に付けることができます。
自己満足で終わらせず、視聴者の立場になり・・・
- 視聴者がこの動画を通じて何を得られるか
- どうすれば視聴者を楽しませられるか、喜ばせられるか
などを、しっかり考える。
また、このような「相手の立場に立ってコンテンツを作る力」は、本業にも相乗効果があると思ってます。
“旅の時はとにかく楽しむ、編集の時は視聴者の目線に立って作る”
それが僕のポリシーです。
③作ること自体が楽しいから
動画制作というのは、アプローチが豊富なので、オリジナリティが色濃く出やすいものだと思ってます。
撮影時には、
- 構図
- カメラのモーション
- 設定(露出/シャッタースピード/F値)
- 光の強弱
- 光の角度
編集時には、
- 全体の構成
- ストーリ
- クリップの順番/繋ぎ/エフェクト
- 選曲
などなど、あらゆることを考えなかればならない。
これらのちょっとした違いにより、作る人のオリジナリティが色濃く出る。
それらを思考錯誤しながら、自分の思い通りに、納得のいくところまで作り込んで完成させるプロセスは、ただ単純に楽しいです。
Vlogを始めたきっかけ&ストーリー
さて、ここまで会社員の僕がVlogをやる理由をご紹介してきましたが、ここでは「そもそもでなぜ、Vlogを始めるようになったのか」という原点を紹介していこうと思います。
原点は、学生時代のバックパッカー経験
元々学生時代に旅にハマり、長期休みを使ってアジア(ユーラシア大陸)、北中南米、アフリカ等計40ヶ国近く旅してきました。
旅先で写真を撮り、SNSに感じたこと、学んだことを日記代わりに投稿。
これらは全て「自分の旅を消費で終わらせず、将来に繋げる為に記録に残す」という大切さを学んだ原点です。
特に、社会人になる直前にInstagram(shukei122)にUPしたこの投稿は、今でも自分の軸や価値観を支えてくれる大切な存在になっています。
※かなり長文なので、時間がない方は読み飛ばして下さい!
「動画の魅力」に気づいたきっかけ
社会人2年目の時に、中東のイスラエルへ旅行に行くことになり、YouTubeで旅行動画を漁っていたところ「cinematic travel video」というジャンルの動画が海外で流行っていることを発見。
元々、「旅先の思い出を、写真ではなく動画で鮮明に残したい」と思っていたこともあり、動画性能が高い且つコスパの高いLUMIX G8を購入し、イスラエルに行った時にテキトーに動画を回しました。
それらの素材をgopro quick(動画や写真等素材を入れると、自動編集してくれるアプリ)で編集し、動画をFacebookで投稿したところ思ったより反応が良かった。
これが、僕にとっては「動画の力」を感じた原点です。
因みにイスラエルの動画はこちらです(下手くそで恥ずかしいので一部のみ笑)↓
数々のクリエイター(Vlogger)にインスピレーションを受ける
テクノロジーの進化により、誰でも安価でプロ並みの機材を手に入れられ、クオリティの高い映像が撮れる時代。
当時からcinematic styleのコンテンツクリエイターは既に沢山いて、特にインスピレーションを受けたのは、以下の方々。
海外のシネマティックVlogger
日本のシネマティックVlogger
彼らのように、「旅先の映像を綺麗にカッコ良く思い出に残したい」と思い、ひたすら週末は遠出し、平日はpremiere proのチュートリアルを漁っては編集するという毎日でした。
旅Vlogを通じて「日本の地方に眠っている美しい風景を国内外の人々に広めたい」
これらの過程を通じて、僕が強く感じたことは世界的な観光大国である日本の「自然の美しさ」でした。
思い出を残すだけという自己満足で終わらせるのではなく、「この日本の美しさを沢山の人に伝えたい」と思うようになりました。
「隠された日本の美しい風景を、海外向けに発信したい」という思いの元、試行錯誤しながら辿り着いたのが現状のスタイル。
- cinematicな映像 + 聞きやすくテンポの良い曲調
- 日本のローカルスポットに焦点を当てる
- ”日本人の目線”で英語で情報発信する
参考動画はこちらをご参照ください↓
(「軽井沢での最高な過ごし方」をVlog形式で紹介しています。)
勿論、個々の分野で突き抜けてるクリエイターは沢山いるが、この3つ全てを充たした上で”突き抜けている”クリエイターはまだいないので、未開拓な分野だと思いました。
また「ローカル目線の情報」というのは、旅人にとっては貴重なもの。
実際、僕も旅する際はローカルの方々の情報を重視しています。
そして特に異文化理解に強い関心を持っている欧州のバックパッカーの方々を中心に、“ローカル目線の情報”というのは強いニーズがあります。(これは旅をしていた時に感じました)
ということで、今はこのスタイルで、且つ「まずは自分が大好きな旅行を楽しんだ上で、それをコンテンツ化し発信する」というポリシーでVlogをやってます。
※カメラを撮ることを忘れるくらい旅に夢中になってしまうことが多々あるので、重要な部分が抜けてたりするのは僕の中でのあるあるです。笑
Vlogは”本当の自分でいられる場所”
Vlogはクリエイティブを楽しみ、思い通りに自己表現できる場所。
そして”本当の自分でいられる場所”です。
仕事はなかなか自分の思い通りにはできない。関わる関係者が多いほど、その利害関係を一致させなければならない。(それはそれで強力なスキルが身につく)
対して、”自分の好きなものを通じて、自分の思い通りに、納得のいくところまでこだわれる“ことがVlogの良さ。
そして、上述した”3つの理由(条件)を全てを満たした上で”「結果的に誰かの役に立つ」、それが僕にとってVlogをする意味です。
最後になりましたが、「日本の地方の美しさを世界中に届けたい」という想いのもと、旅VlogをYouTubeに投稿しています。
- 日本の絶景スポットを知りたい方
- 英語学習者の方
- Cinematicスタイルの動画が好きな方
などなど、是非チャンネル登録よろしくお願い致します!